こんにちは、EFOオタクです。本記事は、10年連続シェアNo.1のEFOツール「フォームアシスト」を提供する会社の中の人が、累計6,000を超えるフォーム改善で得た知見をもとに書いています。
まず、この記事の結論からお伝えします。
EFO(入力フォーム最適化)とは?
EFO(入力フォーム最適化)とは、入力フォームを使いやすく整えて離脱を減らし、CV率(コンバージョン率)を高める施策です。集客や広告で人を集めても、最後の入力フォームで離脱されれば成果にはつながりません。だからこそ、出口である入力フォームを最適化するEFOが重要になります。
「問い合わせや申込みが伸び悩んでいる」「フォームで離脱されている気がする」——そんな方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
自社フォームの改善点、プロが無料で添削どこで離脱しているか、どう直せばいいか。専門家が無料でフォームを添削します。無料でフォーム添削EFO(入力フォーム最適化)とは?
EFOとは、Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略称です。
入力補助機能を足したり、いらない項目を削ったり、見やすいデザインに整えたりと、フォームの「使いやすさ」を高める施策全般をさします。
やることはシンプルですが、CV率(成約率)に直結するのがEFOのおもしろいところなんですね。
フォームアシストが自社の導入フォームを集計したところ、フォーム離脱率は業種によって約20〜70%と大きく開きがありました(生命保険の資料請求で約70%、証券で約20%など)。
せっかく興味を持ってくれたユーザーの多くが、フォームで離れてしまっている——これがEFOに取り組む出発点です。
EFOで得られる3つの効果
EFOに取り組むと、大きく3つの効果が得られます。
どれも派手さはないものの、じわじわ効いてくる実利ばかりです。
順番に見ていきましょう。
効果1:CV率が上がる
1つ目は、フォームの完了率=CV率が上がることです。
パスワードや金額など、入力の難易度が高い項目ほどユーザーの手は止まりやすくなります。
そうした「つまずきポイント」を減らすほど、成約に近づくというわけですね。
効果2:入力ミスによるトラブルが減る
2つ目は、誤入力によるトラブルを未然に防げることです。
住所やメールアドレスの打ち間違いが減れば、案内メールや郵送物が届かない事故もぐっと減ります。
「届かない・返ってくる」の対応は地味に重いので、入口で防げる価値は大きいです。
効果3:一度直せば効果が長持ちする
3つ目は、成果が長続きしやすいことです。
SEOやLPは商品やアルゴリズムの変化で勝ちパターンが変わり、追いかけ続ける必要があります。
一方フォームは項目がコロコロ変わらないので、一度整えればCV率の高い状態をキープできるんですね。
「作って終わり」で放置されがちなフォームこそ、伸びしろの宝庫なんです。
EFOの改善事例
ここからは、フォームアシストで実際にCV率が改善した事例を紹介します。
私たちは累計6,000を超えるフォームを改善し、導入後は平均で6.3ポイントのCV率改善を実現してきました。
どれも「ユーザーの手間を1つ減らす」だけで数字が動いた例なので、自社に当てはめて読んでみてください。
より多くの事例は、EFO事例をまとめた記事でも紹介しています。
ボタンを最適化してCV率5.0%改善

「次へ進む」ボタンのサイズと位置を最適化した事例です。
押してほしいボタンは、迷わず見つけられるくらい目立たせるのが基本です。
たったこれだけでも、次のステップへの進みやすさは大きく変わります。
アンケート項目を削ってCV率3.8%改善

申込みに必須ではないアンケート項目を、思い切って削除した事例です。
フォームを開いた瞬間に項目がズラッと並ぶと、それだけで入力意欲がしぼみます。
「今もらう必要がある情報か?」を基準に、迷ったら削るくらいでちょうどいいんですね。
ただし、やみくもに削るのは禁物です。項目を減らしすぎると「とりあえず請求しただけ」の人が増え、リード(見込み客)の質が下がることもあります。
CV数と「リードの質」のバランスを見て、営業や商談に本当に必要な項目は残す——これがプロのさじ加減です。
入力履歴を自動反映してCV率16.8%改善

以前の入力内容を引き継いで自動反映(オートコンプリート)する機能を導入した事例です。
ユーザーは途中まで済んだ状態から始められるので、入力の負担が一気に軽くなります。
手間が減った分、CV率も大きく伸びました。
本人確認書類の入力をAI-OCRで自動化してCV率6.1%改善

免許証などの本人確認書類を、AI-OCRで読み取って自動入力する機能を導入した事例です。
書類の情報を手打ちさせると負担が大きく、離脱の温床になりがちです。
撮影するだけで項目が埋まるようにしたことで、面倒な入力が一気に減りました。
長い注記をアコーディオンで折りたたんでCV率7.3%改善

フォーム上部にあった長い注意書きを、アコーディオンで折りたためるようにした事例です。
読み飛ばしたい注記がずらりと並ぶと、それだけで入力前の心理的ハードルが上がります。
必要な人だけが開ける形にしたことで、入力への集中を妨げなくなりました。
EFOオタクのおすすめのEFO対策3選
ここまでの事例をふまえ、数百以上のフォームを見てきた私が「まずやるべき対策」を3つに絞りました。
「効果の出やすさ」と「取り組みやすさ」のバランスで選んでいます。
迷ったら、ここから着手してみてください。
- 入力項目を必要最小限にしぼる(一番コスパが良い)
- 過去の入力内容を自動反映する(入力負担を減らすインパクトが大きい)
- エラー箇所を分かりやすく表示する(地味だが離脱に直結する)
EFO対策の進め方|自社フォームのチェックと対策
EFO対策は、「まず自社フォームの現状を把握し、必要な対策に手を付ける」流れで進めると効率的です。
はじめに離脱率と「危険なフォームの特徴」で弱点を洗い出し、そのうえで具体的な対策を打ちます。
順番に見ていきましょう。
フォームの離脱率を数字で把握する
最初のステップは、フォームの離脱率を数字で押さえることです。
感覚で「たぶん大丈夫」と判断せず、実際の数値で現状を知ることが改善の出発点になります。
次の3ステップで、ざっくりと離脱率を確認できます。
- フォームに到達した人数と、送信を完了した人数を計測する
- 「1 −(完了数 ÷ 到達数)」でフォーム離脱率を算出する
- どの項目・どのページで離脱が増えているかを確認する
特定の項目でガクッと離脱が増えていれば、そこがあなたのフォームの弱点です。
離脱率が高いほど伸びしろも大きい、とポジティブに捉えて大丈夫ですよ。
「危険なフォームの特徴」に当てはまるか確認する
数字と合わせて見てほしいのが、離脱を招きやすい「危険なフォームの特徴」です。
数百以上のフォームを見てきた経験から、離脱を誘発しやすいポイントをチェックリストにまとめました。
自社のフォームがいくつ当てはまるか、数えてみてください。
- フリガナの自動入力がない(漢字入力からフリガナが自動反映されない)
- 郵便番号から住所への自動反映がない
- パスワードの表示切り替え(●●●を表示する機能)がない
- メールアドレスのドメイン候補が表示されない
- アンケートなどの任意項目が3つ以上ある
- フォーム上部に長い注意書きや申し送りが並んでいる
- 記入例が入力欄の外にしか書かれていない
- 文字サイズに強弱がなく、どこを見ればいいか分かりにくい
- 「戻る」と「次へ」のボタンが同じ大きさ・見た目
- 「次へ」より「戻る」が目立つ、または左右の配置が逆
- 必須と任意の区別がひと目で分からない
- メールアドレス欄が「□@□」のように分割されている
- 電話番号・郵便番号のハイフンの要否が書かれていない
- 再訪問時に前回の入力内容が引き継がれない
- そもそも最近、自社のフォームをじっくり見ていない
当てはまる項目が多いほど、EFOで改善できる余地が大きいということです。
とくにクレジットカード・口座開設・保険加入などの金融系フォームは、項目が多く入力をためらう箇所も多いため、問答無用でEFO対策の対象になります。
今日からできるEFO対策
弱点が見えたら、いよいよ具体的な対策です。
代表的なEFO対策を、効果が出やすい順にチェックリストでまとめました。
離脱の多い項目から、1つずつ手を付けていきましょう。
- 入力項目を必要最小限にしぼる(一番コスパが良い)
- エラーは「どこが・なぜ」ダメか、その場で具体的に表示する
- 郵便番号→住所、氏名→フリガナなどの自動入力を取り入れる
- 過去の入力内容を引き継いで自動反映する
- 1画面あたりの項目を減らし、上から素直に入力できる導線にする
まずは上の3つだけでも、離脱はしっかり減らせますよ。
長いフォームはステップフォームに分割し、スマホ対応を徹底するのも効果的です。
スマホは最優先!
いまやフォーム流入の多くはスマホ。入力欄を大きく、内容に合ったキーボードを出すだけでも離脱は激減します。
EFOツールの選び方
自力での改善が大変な場合は、EFOツール(EFOサービス)の導入が近道です。
とはいえ種類が多く、どれを選ぶか迷いますよね。
比較するときは、次の3点を見るのがおすすめです。
- 離脱ログを計測・分析できるか(改善の根拠になる)
- 自社のフォームやカート(EC-CUBE・Shopify等)に導入しやすいか
- 導入して終わりでなく、改善の伴走・サポートがあるか
タグを貼るだけの手軽なタイプから、しっかり伴走してくれるタイプまで幅があります。
「入れること」より「改善し続けられること」を基準に選ぶと失敗しにくいです。
あわせて、導入前に確認しておきたい現実的なポイントもあります。
- タグ追加でページの表示速度が落ちないか(動作の軽いツールを選ぶ)
- 月額のランニングコストと、見込める改善効果が見合うか
- 計測タグの設置や調整を、社内の誰が担当するか
このあたりを事前に整理しておくと、導入後に「思っていたのと違う」となりにくいです。
いきなり契約せず、まずは無料でフォームの改善点を診断してもらうのがおすすめです。
EFOとSEO・LPOは何が違う?
EFOは、SEO(検索エンジン最適化)やLPO(ランディングページ最適化)とよく一緒に語られます。
3つともゴールは「Webからの成果を増やすこと」ですが、アプローチする場所がまったく違います。
まずは下の表で、それぞれの役割をざっくり掴んでください。
| 施策 | 対象の場所 | おもな役割 |
|---|---|---|
| SEO | 検索結果 | 入口に人を集める |
| LPO | ランディングページ | 中身で興味を持たせる |
| EFO | 入力フォーム | 出口の取りこぼしを防ぐ |
SEOやLPOが「人を連れてくる・惹きつける」施策なのに対し、EFOは「最後まで完了してもらう」施策です。
集めた人を逃さないEFOは、いわば全施策の総仕上げなんですね。
EFO(入力フォーム最適化)に関するよくある質問
EFOは概念自体はシンプルですが、いざ取り組もうとすると細かい疑問が出てくるものです。
ここでは「EFOとは」に関して検索でよく寄せられる質問に、EFOのプロの立場からお答えします。
自社フォームを見直す際のチェックとしてお役立てください。
EFO(入力フォーム最適化)とは何ですか?
EFOとは、Entry Form Optimization(入力フォーム最適化)の略称です。入力補助機能の追加や見やすいデザインへの変更などで、入力フォームの使いやすさを高める施策全般をさします。
CV率の向上や誤入力の防止を目的に行う、Webマーケティング手法の1つです。
EFOで何ができますか?
フォームでの離脱を減らしてCV率を改善したり、誤入力を防いで案内メールや郵送物の未達を減らしたりできます。
ユーザーの入力負担を下げることで、申込みや購入といった成果につなげやすくなります。
入力フォームを最適化するにはどうすればいいですか?
入力項目を最小限に絞り、エラー箇所を分かりやすく表示し、住所やフリガナの自動入力などの補助機能を取り入れるのが基本です。
まずはフォームの離脱率を計測し、離脱の多い項目から優先的に改善すると効果的です。
EFOツールは無料で使えますか?
多くのEFOツールは有料ですが、まずは自社フォームの改善点を無料で診断できるサービスもあります。
いきなり契約せず、無料診断で伸びしろを把握してから導入を検討すると失敗しにくいです。
EC-CUBEやShopify、MAツールでもEFOはできますか?
はい、EC-CUBEやShopifyなどのカートや、Marketo・Pardot・SATORIといったMA(マーケティングオートメーション)ツールと組み合わせてEFOを行うことも可能です。
プラットフォームに合わせて導入しやすいEFOツールを選ぶのがポイントです。
BtoBとBtoCで、EFOの進め方は変わりますか?
基本の考え方は同じですが、優先すべきポイントが変わります。BtoB(企業向け)は会社名や役職などの必須項目が多いため、入力の手間をいかに減らすかが鍵になります。
一方でBtoC(一般消費者向け)は「手軽さ」が重視されるため、スマホでの入力しやすさや項目の絞り込みが効きやすい傾向です。自社の顧客層に合わせて優先順位を決めましょう。
まとめ|まずは自社フォームの離脱率を知ることから
ここまで、EFO(入力フォーム最適化)の基本から改善事例、具体的な対策、ツールの選び方までを解説してきました。
EFOは地味に見えて、せっかく集めたユーザーを最後まで取りこぼさないための、重要な「出口」の施策です。
そして、その第一歩になるのが「自社フォームの離脱率を知ること」なんですね。
離脱率という現在地さえ分かれば、どこを直せばどれだけCV率が伸びるのか、打ち手が具体的に見えてきます。
逆に、現状を知らないまま改修しても、効果があったのかどうかを判断できません。
だからこそ、まずは数字で弱点を把握するところから始めてみてください。
今回のポイントを、あらためて振り返っておきましょう。
- EFOは、フォームを使いやすくして離脱を減らし、CV率を上げる「出口」の施策
- SEO・LPOより成果が長持ちし、費用対効果が高い
- まずは離脱率と「危険なフォームの特徴」で弱点を洗い出し、離脱の多い項目から改善する
まずは自社フォームの現状把握からです。EFOチェックシートやフォーム離脱率の記事も、セルフチェックに役立ててください。
派手さはありませんが、やった分だけ確実に効いてくるのがEFOの魅力です。
結局のところ、EFO対策=ユーザーハッピー!企業ハッピー!なんですね~。あなたのフォームがそんな状態になることを応援しています!
フォームアシストの実績と技術
最後に、私たちフォームアシストのことも少しだけ紹介させてください。
フォームアシストは、EFOツールとして10年連続でシェアNo.1を獲得しています。
累計6,000を超えるフォーム改善に携わり、導入後は平均で6.3ポイントのCV率改善を実現してきました。
一番の強みは、ツールを入れて終わりにしないこと。
離脱ログの分析から具体的な改善案の提案まで、EFOのプロが伴走します。
ここまで「EFOとは」を語れるのは、10年間フォーム一筋で向き合ってきたからこそなんですね~。
- 2010年度のASP/SaaSアワードグランプリ受賞
- 特許取得済み(特許第4460620号)
- 導入数: 6,000フォーム以上(2026年8月現在)
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