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ステップフォームとは?|事例やメリットを紹介

ステップフォームとは?|事例やメリットを紹介
新規会員登録、サービス申し込み、問い合わせ等、Web上で何かを購入・申し込む際には必ず入力作業が伴います。
本稿では、従来のフォームに比べ、コンバージョン率の向上に効果的な「ステップフォーム」について解説します。
 
また、実際にステップフォームを導入した事例も紹介いたします。入力フォームからの離脱率が高い、
集客はできているもののコンバージョン率が低いといった課題をお持ちの方にとって、解決の手助けとなる情報を提供いたします。

ステップフォームとは?

ステップフォームイメージ画像

ステップフォームとは、「いくつかのステップに分割した形式の入力フォーム」です。

従来型のフォームでは、すべての入力項目を1ページに表示するのが一般的でした。

従来型フォームの場合、入力項目や項目数を事前に把握した上で入力を開始できる点がメリットです。

一方、多くの項目が一度に表示されるため、ユーザーは圧倒されてしまい途中で離脱してしまうリスクが高くなるというデメリットが存在していました。

ステップフォームの場合、1ページあたりに表示する項目が最小限であるため、入力するエンドユーザーの心理的負担を軽減しCV率改善の効果が期待できます。

ステップフォーム事例:株式会社みずほ銀行様

株式会社みずほ銀行のステップフォーム事例画像株式会社みずほ銀行ステップフォーム事例

ステップフォームの利用は、ECサイトの会員登録フォームや求人サイトに限りません。

実際には、金融系などの入力項目が多いフォームにおいてもステップフォームの導入が進んでいます。

例えば、みずほ銀行では、カードローンの申込フォームをステップフォーム化しています。

これにより、ユーザーは一度に大量の情報を入力することなく、段階的に申込を進めることができ、フォームの完了率が向上しています。

株式会社みずほ銀行様のステップフォーム化について

ステップフォームのメリット

①:ユーザーの心理的負担の軽減

ステップフォームのメリット1つ目は、「ユーザーの心理的負担の軽減」に繋がる点です。

ステップフォームは、一度に入力する情報量を減らすことで、ユーザーの負担を軽減します。大量の情報を一度に要求されると、ユーザーは圧倒され入力開始する事なく離脱する可能性があります。

ステップフォームでは、1ページあたりに表示する項目を最小限にすることで、「これくらいなら入力できそう」といった心理的な抵抗を減少させる効果があります。

さらに、情報を小分けに提示することにより、ユーザーはタスクをひとつひとつ着実に進めることができ、最終的な入力完了率の向上が期待されます。

②:装飾を施しやすい

ステップフォームのメリット2つ目は、「装飾を施しやすい」という点です。

ステップフォームでは、各ステップごとに表示項目が少ないため、余白が増え、デザイン面での工夫が可能になります。

視覚的な装飾やインタラクティブな要素を活用することで、ユーザーの関心を引きつけ、入力を続けるモチベーションを高めることができます。

進捗状況を示すバーやキャラクターなどのビジュアル要素を取り入れることで、より楽しく、そしてスムーズにフォームを完了することができます。

従来のフォームではページ全体を簡潔に保つことが重要とされ、装飾が制限されていましたが、ステップフォームでは視覚的な要素を活かしつつ、圧迫感を与えないデザインが可能です。

装飾しているステップフォーム事例

ステップフォームで装飾を施している事例を紹介します。

事例1:「看護のお仕事」(左)では、入力状況を表すステータスバーにキャラクターを活用しています。

※参照:https://kango-oshigoto.jp/

事例2:「ナース求人バンク」(中央)では、サービスの強みを画像で挿し込んだり、入力状況に応じて次の動作に誘導する機能を施しています。

※参照:https://www.nursejinzaibank.com/

事例3:「医療ワーカー」(右)では、選択肢にイラストを差し込み直感的に選択できるデザインです。

※参照:https://iryouworker.com/search/

従来の入力フォームは、ページ全体を短くするため装飾や要素は最低限に抑える事が重要でした。デザイン性を追及しても圧迫感が無いのは、ステップフォーム特有のメリットです。

レバウェル看護ステップフォームデザイン事例 ナース人材バンクステップフォームデザイン事例  看護ワーカーステップフォームデザイン事例

③:データの精度向上

ステップフォームのもう一つの大きなメリットは、「データの精度向上」に寄与する点です。

従来型のフォームでは、大量の情報を一度に入力するため、ミスが発生しやすくなります。

一方、ステップフォームでは、各ステップごとに必要な情報だけを入力させることができるため、ユーザーは慎重に入力を行い、誤入力が減少します。

さらに、余白を活用して注意事項や入力のガイドラインを表示することができるため、ユーザーが注意すべき点を事前に把握しやすく、ミスの防止にもつながります。

これにより、データの精度が向上し、後々の運用における手間やコスト削減にも寄与します。

ステップフォームのCV率改善事例

ステップフォームCV率改善事例

「フォームアシスト」でステップフォーム化したフォームは、平均3.7ptCV率が改善しています!

「分割数が多いと離脱が増えそう、CV率が下がりそう・・」というお声を頻繁にいただきますが、意外とそんな事はありません。

項目の多い金融業界の入力フォームでもCV率が改善しているからです。

例えば、クレジットカードの申込フォーム・口座開設フォームなどです。

分割数とCV率の改善幅を上記の表にまとめました。20以上分割してもCV率が改善している事が分かります。

ステップフォーム化するなら「フォームアシスト」

フォームアシストはシェアNO.1のEFOサービスです。入力フォームに関するプロ集団として10年間お客様のCV率改善目標に携わって参りました。

「既存の入力フォームをステップフォーム化したい」「ステップフォーム化すべきか分からない」等のどんなお悩みもお気軽にお問い合わせください。

EFOツール「フォームアシスト」説明画像

よくある質問

Q:EFO(入力フォーム最適化)とは何ですか?

A:EFOとは

Q:EFOでCVRが改善した事例を知りたいです

A:EFO事例|離脱防止・CV率改善を実現した施策を紹介

Q:EFO機能について知りたいです

A:【EFO機能一覧】入力フォームに導入したいオススメ20選!

Q:入力しやすいフォームとしにくい入力フォームの違いを知りたいです!

A:「めちゃくちゃ使いにくい」入力フォームを作ってみた。

Q:EFO(入力フォーム最適化)の事例集やテクニックを知りたいです!

A:こちらから資料をダウンロードできます!CV率改善必勝テクニック集ダウンロード