EFO事例|離脱防止・CV率改善を実現した成功事例を紹介
本記事ではEFO((入力フォーム最適化)だけでCV率を改善した事例を紹介します。入力フォームでの離脱を防止したい、CV率を改善したいWebマーケティング担当者の方必見です!
EFOとは?
EFOとは、入力フォーム最適化(Entry Form Optimization)の略称で入力フォームの操作性を改善し、途中離脱防止やCV率改善を狙うwebマーケティング施策のことです。
離脱要因として多いのは、「入力項目が多すぎる」「説明が不足している」「エラーメッセージが不親切」などです。皆さんも入力時のストレスで入力を諦めた経験はありませんか?
そこで、入力補助機能の導入や使いやすいデザインを取り入れるなど、入力フォームの改善だけで離脱を削減した成功事例をご紹介します。
EFOの概要・重要性を知りたい方>>EFOとは?
EFOで離脱防止・CV率改善を行う方法
EFO(入力フォーム最適化)だけで離脱防止やCV率改善を行う方法は大きく分けて2つあります。
方法1:EFO機能を導入して操作性を高める
EFO機能とは、「入力補助機能」の事です。フリガナの自動入力や入力状況の自動表示、住所項目の自動反映等様々なEFO機能が存在します。
EFO機能で入力をアシストする事で項目毎の操作性が改善され、離脱防止に繋がります。
EFO機能について知りたい方>>【EFO機能一覧】入力フォームに導入したいオススメ20選!
方法2:デザインを最適化して入力ハードルを下げる
不要な項目を設置したり、注釈を長々と書いていませんか?
視覚的に分かりやすく直感的なデザインを採用し、ユーザーが迷わずに必要な情報を入力できるよう支援しましょう。
入力フォームのデザインについて知りたい方>>入力フォームをデザインする際のポイント10選!【図解】
EFO成功事例
これからご紹介する成功事例はEFOツール「フォームアシスト」を活用した改善事例です。
EFO機能導入による成功事例と、デザイン変更による成功事例をそれぞれご紹介します。
EFO事例①|スマホに合わせたデザインに変更
東急カード株式会社様の事例
こちらは、「フォームアシスト」を導入しスマートフォンに合わせた最適なレイアウトに変更した事例です。
注釈や記入例がフォーム全体を圧迫し、項目の幅が狭く入力しづらいのが課題でした。
注釈の削除や記入例を項目の中に移動させ、フォーム全体に余白を確保し、その分項目幅を広くとりタップしやすい設計に変更しました。
結果的にフォーム全体がスッキリとした見た目になっています。また、女性の流入が多かったためフォーム全体の色味を暖色系に統一し親しみやすい印象にしています。 詳細を知りたい方>>東急カード株式会社EFO成功事例
EFO事例②|過去の入力履歴を一括反映
こちらは、過去の入力履歴を自動反映するEFO機能を導入した事例です。
再来訪ユーザーは購買意欲が高いため、スムーズな購入体験を提供することが重要です。
この機能を導入する事で再入力の手間を大幅に減らせるため、ユーザーの負担が削減されます。
結果として、再来訪ユーザーの離脱率が減少しコンバージョン率が18%改善しました。
購買意欲が高いユーザーにストレスの少ない入力体験を提供し大きな効果を生んだ事例です。
ECサイト等は購入するか悩むユーザーも多く、再来訪の確立も高いためおすすめです。
EFO事例③|本人確認書類の自動読み取り
AI-OCR技術を活用し、運転免許証の情報を入力フォームに自動で反映させるシステムを導入した事例です。
手入力が減り、入力時の手間が削減されるだけでなく情報の正確性も向上しました。その結果CV率が6.1%改善されています。
ユーザーの利便性向上と業務効率化を両立させる成功事例となりました。
AI-OCRサービス「License Reader」について知りたい方>>License Readerのサービスページを見る
EFO事例④|ハイフン自動入力機能・キーボード最適化機能の導入
2つのEFO機能を導入した事で項目離脱率が1.1%改善した事例です。
1つ目は、ハイフン自動入力機能です。ハイフンを入力し忘れてエラー判定になった事はありませんか?
EFO機能を導入すれば、カーソルアウトしたタイミングで自動でハイフンを挿入する事が可能です。
再入力はユーザーの離脱を誘発するためエラーの防止策は必要です。
2つ目は、キーボード最適化機能です。こちらはその名の通りです。
項目にカーソルインしたタイミングで、項目に合わせたキーボードを表示させます。
EFO事例⑤|任意項目のアコーディオン化
注記をアコーディオン化しCV率が改善した事例です。入力フォームの注記が長く、ユーザーに圧迫感を与えていました。
そこで、注記をアコーディオン形式にし、デフォルトで非表示に設定。
これにより、入力フォーム全体の長さが短くなり入力簡開始率が改善されコンバージョン率が7.3%改善しました。
EFO事例⑥|ボタンのデザイン変更
ボタンデザインを変更しCV率が5.0%改善した事例です。「次へ進む」ボタンの幅を広げ、反対に「戻る」ボタンはリンク表示に変更しました。
次ページへの動線明確化、誤操作による前ページ戻りのリスクも抑えられたため結果的にCV率が改善しました。
EFO事例⑦|入力難易度の低い項目を上部に移動
入力難易度の低い項目を上部に移動させてCV率が2.9%改善した事例です。
プラン選択・会員番号・メールアドレス等の企業独自の項目や入力が面倒な項目を上部に配置していませんか?
準備物や参照物が無く、反射的に入力できる項目を上部に配置する事で、入力を開始するユーザーを増やす事が重要です。
【難易度が低い項目】:名前・性別・生年月日(考えずとも反射的に入力可能)
【難易度が高い項目】:メールアドレス・運転免許証・クーポン番号・日時選択(準備・参照・調整が必要)
EFO事例⑧|アンケート項目の削除
入力フォームから不要なアンケート項目を削除することでCV率が3.8%改善した事例です。
皆さんもアンケート項目をむやみやたらと設置していませんか?本当に項目を定期的に見直し集計していますか?
任意項目はユーザーの負担が少ないと考えていませんか?
任意項目であってもフォーム全体はその分長くなり、入力量が多い印象を与えます。
結果的に入力開始率が低くなるためお勧めできません。
極力項目を削除しフォームをシンプルに保ち必要最低限の情報を求める形に変更しましょう。
この施策は、無駄を省き利便性を向上させた結果です。
まとめ
本記事ではEFO(入力フォーム最適化)だけでCV率が改善した事例を紹介しました。
入力フォームを改善するには、EFO機能の導入かデザインの変更が有効です。
EFOはSEOやLPOと比較するとWebマーケティング施策の中でもマイナーです。
そのため、EFOのノウハウをネットで探すのは骨が折れるかもしれません。
皆さんの入力フォームの課題や最低限導入した方が良い機能、項目に合わせた適正なレイアウトを知りたい場合には EFOツールを提供している事業者に問い合わせるのが効率的です。
EFOツールは「フォームアシスト」
よくある質問
Q:入力フォームをおしゃれに見せるポイントはありますか?
A:こちらをご確認ください!入力フォームをデザインする際のポイント10選!【図解】
Q:EFOとは何ですか?
A:こちらをご確認ください!EFOとは
Q:入力フォームしやすいフォームとそうでないフォームの違いを知りたいです!
A:こちらをご確認ください!「めちゃくちゃ使いにくい」入力フォームを作ってみた
Q:おすすめのEFOツールを教えてください!
A:導入実績NO.1のフォームアシストがオススメです!フォームアシストについて
Q:EFO(入力フォーム最適化)の事例集やテクニックを知りたいです!
A:こちらから資料をダウンロードできます!CV率改善必勝テクニック集ダウンロード
こんにちは!EFOツール「FormAssist」を提供する株式会社ショーケースのEFOコラム編集部です。実際に入力フォームのコンサルティング&製品提供するスタッフがコラムの執筆から編集まで行っています。
このコラムではFormAssistと入力フォームの改善事例などを発信しております。