EFOサービスで蓄積した効果のあるノウハウを紹介しています。

EFOの機能と導入のポイント|EFO(入力フォーム最適化)ガイド

EFOの機能と導入のポイント|EFO(入力フォーム最適化)ガイド
Points

入力フォームの改善と離脱回避のために

  • 高いモチベーションを維持する工夫を。
  • 入力完了速度と気付きに配慮した改善を。

鉄は熱いうちに

購入モチベーションのピークはカートに入れた瞬間、申し込みモチベーションのピークは、「申し込む」ボタンを押した瞬間です。そこからは、1字入力するたびに、1秒経過するたびに減少していきます。高いモチベーションを維持するには、わずかな入力で、ユーザを待たせる事無く、申し込み完了に持ち込まなければなりません。

【EFO導入のポイント】

  • キー入力回数を減らす。キー入力の数だけ離脱がある。
  • ラジオボタン、チェックボックス、セレクトをうまく使う。
  • 「気付き」を与える。誤りは自分で気付いた方がモチベーションは下がらない。
  • 浮気させない。集中させる。
  • 無駄な入力制限を無くす。入力ミスの回数は申し込み完了数に大きく影響する。
  • キー入力回数を減らす

    ユーザは極めて短気です。商品をかごに入れても、清算までの時間が掛かると、すぐにキャンセルしてしまいます。

    スーパーに例えるなら、レジに数人待っているのが見えるだけで、買うのに躊躇するようなものです。待ち人数=「入力数+ページが表示される時間」と考えると判りやすいかと思います。

    必要フィールド数は、商品によって異なると思いますが、ユーザはかなりの短気です。「4~5フィールド以上の入力は離脱が目立って増える」とボーダーラインはかなり厳しいようです。そこまで極端に出来ないまでも、1字でも入力数を減らせば、それが離脱防止に繋がります。

    「離脱までの平均ページ滞在時間」と「必須項目フィールドを埋めるのにかかるフィールド滞在時間」を比較して検討してみるのも良いでしょう。

    ラジオボタン、チェックボックス、セレクトをうまく使う

    EFO-ラジオボタン

    最も効果的なのは、「あいまいな設問はやめ」、ほとんどを選択式にする。「ラジオボタン」や「チェックボタン」で済むように、フィールドを見直してみて下さい。

    また、1度の入力から複数の入力補完をするのも効果的です。代表的な例が郵便番号から「住所」/「住所ふりがな」を自動入力する方式です。他にも、名前のふりがな自動入力などが上げられます。

    EFOサービスでは、こうした入力補助機能も提供しています。

    「気付き」を与える

    EFO-郵便番号項目

    「必須項目のカラーリング」、「誤ったときのみ、その場で出る吹き出し」等が有ります。その場で、間違っている事/必要な事に気付くので、スムーズな入力を継続できます。上下スクロールのわずかな時間さえも削る工夫を繰り返す事が、離脱防止に繋がっていきます。

    また、「あとどのくらいで入力が完了するか?」「あと何画面あるか?」をナビゲーションする事も有効です。

    浮気させない、集中させる

    思わぬ画面遷移が離脱に繋がる場合があります。例えば「利用規約」のリンク。それが、別ウインドウ(別タブ)遷移であっても、その画面に注意が向けられるため、結果として離脱していくユーザがいます。

    また、ユーザ補助のために付けたナビゲーションが離脱に繋がる場合もあります。フォームに限って言えば、入力以外のナビゲーションは不便/目に付かないくらいの割り切りが重要とも言えます。

    完了していない画面遷移の時にアラートを出して、そのページに踏みとどませるのも有効な手段です。

    無駄な入力制限を無くす

    申込率アップのためにも、入力の制限は最小限にすべきです。とくにふりがなや読みに関する制約は最小限にすべきでしょう。 例えば「カタカナフリガナ」は許しても「ひらがなふりがな」は認めないといった制約は、申込率を下げます。システム連携に関わりなく、単に漢字の読みを補完したいだけであれば、カタカナ、ひらがなにこだわる理由もありません。

    これは住所入力、住所のふりがな入力にも言えます。番地の数字の全角制限は、離脱率を増やす原因でもあるので対策が必要です。英数字は文字数/パターンも限られるため、全角/半角の自動変換も可能です。

    また、文字コードの変更が必要なのであれば、それらの自動変換/変更も検討してみましょう。

    (例)郵便番号による住所入力補完

    フォームアシストにおける郵便番号の補完機能には次の機能が有ります。

    1)半角数字が正しく入力されているかチェックする。
    2)必要桁数が入力されているかチェックする。
    3)数字3桁を入力したら、住所リストが表示される。
    4)数字7桁を入力したら、住所が自動的に選択される。
    5)「県」「市町村」フィールドに分割して入力する。

    特に 3)は、入力桁数を最小限にするために「3桁」入力時点から絞り込みをスタートし、その時点で確定の可能性を提示するため、入力者の負担が大幅に軽減される可能性が高くなります。

    EFO-郵便番号検索

    図のようにバックグラウンド検索で候補リストが表示される事で、視覚的にも理解しやすくなりなおかつ、最小入力(候補リストをクリックすると自動入力される)で誤り無く入力できます。

    郵便番号補完機能はフォームアシストの「標準機能」として提供されています。

    自社開発しようとすると、大きな手間になることも多く、更新運用も大変です。こうした機能は、多くのユーザに利用されるフォームアシストならではの充実ぶりと言えるのではないでしょうか。

     

    EFOの導入例


    スマートフォン(スマホ)フォームの最適化もフォームアシスト

    株式会社ショーケースの「フォームアシスト」はスマートフォン最適化にも対応しており、実績も豊富です。単なる機能の提供ではなく、お客様の業種の専門性を熟知した上で、ヒアリングから、コンテンツコンサルティングまで一貫して提供させていただいております。

    ナビキャスト フォームアシストの実績と技術

    • 2010年度のASP/SaaSアワードグランプリ受賞
    • 特許取得済み(特許第4460620号)
    • 導入企業数: 6,000フォーム以上(2022年4月現在)
    フォームの無料診断も行います。是非、お気軽にお問い合わせ下さい。
    TEL: 03-5575-5108

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